単項式と多項式の乗法
1⃣単項式の乗法
✍単項式の乗法では主に「交換法則・結合法則・指数法則」を用いて計算します。計算法則が分からない人はこちらを参考にしてください。
例) \(2x^3y×3x^2y^4\)
\(=2×x^3×y×3×x^2×y^4\) 👈結合
\(=(2×3)×(x^3×x^2)×(y×y^4)\) 👈交換
\(=6x^5y^5\) 👈指数
💡計算に慣れてきたら係数どうし、同じ文字どうしをまとめていることを意識しましょう。
2⃣多項式の乗法
✍多項式の乗法では主に「分配法則・単項式の乗法」を用いて計算します。
例1) \(2x(x-y^2)\)
\(=2x\cdot x-2x\cdot y^2\) 👈分配法則
\(=2x^2-2xy^2\) 👈単項式の乗法
例2) \((x+2)(y+4)\)
\(=x(y+4)+2(y+4)\) 👈分配法則
\(=xy+4x+2y+8\) 👈分配法則
💡例2の1回目の分配法則は
\(y+4=A\)
と置くとわかりやすくなります
例2’) \((x+2)A\)
\(=xA+2A\) 👈Aをもどそう
\(=x(y+4)+2(y+4)\)
ここまでくればあとは同じです。