指数法則と計算法則

1⃣指数法則

💡\(m\) と \(n\)が正の整数のとき、次の指数法則が成り立ちます。よく使うので覚えましょう。

(1)  \(a^m×a^n={a}^{m+n}\)
(2)  \((a^m)^n={a}^{mn}\)
(3)  \((ab)^n=a^nb^n\)
例を見て理解しましょう。
 
例1) \(a^2×a^3={a}^{2+3}=a^5\)
   👉法則(1)
例2) \((a^2)^3={a}^{2×3}=a^6\)
   👉法則(2)
例3) \((a^2b)^3={a}^{2×3}{b}^{1×3}=a^6b^3\)
   👉法則(3)
 

2⃣整式の計算法則

💡次に紹介するのは計算法則です。これも3つありますがいちばん重要なのは(3)分配法則です。確実に理解するようにしましょう。また、分配法則を用いて整式を整理することを展開といいます。

 (1) 交換法則
  \(A+B=B+A\) , \(AB=BA\)
(2) 結合法則
  \((A+B)+C=A+(B+C)\) , \((AB)C=A(BC)\)
(3) 分配法則
  \(A(B+C)=AB+AC\) , \((A+B)C=AC+BC\)
 それでは分配法則の例を一つ挙げてみます。
 
例) \(6x(2x-3)\)
     \(=6x×2x+6x×(-3)\)
     \(=12x^2-18x\)
 
 

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